[孤島]
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猫カフェ
以前に紹介した古本屋(「寂れた古本屋」(08/5/25))は、去年の11月に訪れたら、廃業していた。
古い本が多かったので、閉店するのは無理ないかもしれない。
外壁を塗装をしていたので、次はどんな店舗や施設になるのかなと思いながら帰った。
今年になって、新聞で猫カフェがオープンするという記事を読んで、住所がその古本屋近辺らしいので、もしかしてその建物に猫カフェが入るのではないだろうかと想像した。

その猫カフェの場所は家から遠いところにあるし、冬は自転車が使えない。
でも先週の金曜日、街の病院に行ったついでに、立ち寄って確かめようと思った。
で……、やっぱりあの建物は、猫カフェに生まれ変わったのだった。

furuhon1   nekocafe1

半地下は使われていないらしく、階段を少し上ったところが一階で、カフェになっている。(ここはたぶん、もともと喫茶店だった。)
そして二階が猫のいるところ、ねこ広場。

nekocafe2カフェでランチをとる。
二階のねこ広場へあがる階段の途中に、靴を脱ぐところがあり、見たら結構の人(10人以上?)の靴があった。そこそこ繁盛しているようだった。

nekocafe3それから二階のねこ広場に行く。
15分間無料で、その後は15分経過するごとに280円かかる。
入る前に、消毒液で手を洗う。
ランチを取っているあいだに何人か帰ったみたいで、ねこ広場にいた客は4人(男1、女3)だった。
きれいなおねえさん(猫カフェのスタッフ)が常駐している。

nekocafe7いまいる猫は、全部で10匹。
ここにいる猫の多くは、保健所から引き取ったものらしい。
猫を引き取りたいという希望者には、斡旋しているとのこと。それで、引き取られた猫の写真も貼られていた。
トラ (うちの死んだ猫(ミミ)の種類)は、いなかった。ちょっと残念。

nekocafe6それと、ちょっと訳ありのところで飼われていた猫もいるとのことだった。
この二匹の猫は、まだ子猫。猫が20匹以上いるところで飼われていて、それでどうにもならなくて、ここで引き取ることにしたということらしい。
獣医のアドバイスで、しばらくケージで飼うことにしたそうだ。
何があったのかわからないけど、怯えている。ケージ越しに手でなでなでしようとしたけど、触らせてくれなかった。

nekocafe4部屋は2つあり、左上に見えるのが間仕切りドア。
猫同士の相性の良くないのがいるので、それで別々のところに住まわせているとのこと。
開けっぱなしにしないでくださいという注意書きが、ドアに貼ってあった。


nekocafe5ここの猫は皆おとなしい。ケージ飼いの子猫以外は、ふつうに触らせてくれるし。
でも寝てるところを手で触ったら、怒られるかもしれない。そういうことはやらなかったけど。



でも、やっぱりうちの猫(ミミ)のことを思い出してしまう。
猫一般でなくて、ミミと名付けられた猫のこと、あの賢かった猫のこと、友達で相思相愛(?)の関係だった猫のこと。
もしここで癒されたとしたら、猫たちの相手をしたり撫でたりしたのもそうだけど、それ以上に、かつて家にいた猫について女性スタッフと話をしたことが大きく作用していると思う。

来客者の中には、週に5日 通ってる人もいるとのことだった。
私はというと、ここに来るのはたぶん 2~3ヶ月に一回くらいかな。
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三日月
陽が落ちるとまもなく、それを追いかけるように、赤くて薄い弧をもった三日月も西の暗闇に消えていった。
三日月の上方にあった星は金星かな。
生まれたばかりの月(三日月・若月)は、ここから新しい日が始まるということらしい。つまり、復活と再生。

おひさしぶりです。
全然更新していませんでした。もう見捨てられたのかもしれない。


書いていたシナリオが、予想を越えてかかってしまった。でも、やっとシナリオが完成した。
どう化けるのか、それともただの紙くずになるのか……。
ちなみに、タイトルは「タ_ブ_ラ・ラ_サ」です。

      *

うちの猫(ミミ)が死んでからもう四ヶ月になる。
いまでもときどき思い出すが、それは表情をもった追想になっている。
猫は、顔だけでなく体全体から発散される表情を送信し、それを人は受信する。
人間のいうところの言語を話さないだけで、表情を使ってコミュニケーションする。

餌を要求するときの、あの甘えた、でも切実な鳴き声。いかにも困っているということを必死に訴えてくるので、受信する方としては、なんとかしなければ、と思ってしまう。
寝ているとき撫でると、「ほっといてくれ!」とむくれる。(ときたま「気持ちいい」というときも。)

それから、ジャン・グルニエの受売りだけど、猫は静と動でも見せる。
猫は、寝てるときでも美しい。ときどきヘンな寝かたをすることもあるが、それもご愛嬌。
階段を勢いよく駆け上がるさまは、もう驚異だった。
それから、ひらりと膝に乗るときの、あのスローモーションのような動き。

でも、死んでしまった。
まるで眠っているようにバスケットに横たわる姿や佇まいから、なにを受信できたのか、そしてなにを思ったのか?
分からない。思考停止。
書くことと、思い出される記憶の落差。

死んだ経緯についていろいろと書いたけど、載せるのをやめることにした。月並みな言葉として「胸のうちに仕舞っとく」というのがあるけど、その常套句がぴったりかもしれない。

代わりに、ジャン・グルニエの著作のなかから、印象深い言葉を採り上げます。

ジャン・グルニエ『人間的なものについて』の「付『ルイ・フーシェとの対話』より」から:
フーシェ:…… 『孤島』のなかで、あなたが飼っていられた猫の思い出が記されたページ、あの悲歌、あの祈りにも似た哀歌、「猫のムールー」という名をもつ あの優しい祈りには、いまでも感心しています。あなたはムールーの生活、習性、活動、遊び、愛、子供時代そしてその悲しい最期を私たちに知らせてくれました。あなたのお蔭で、私たちはさらにムールーの思想のなかにまで入り込むことができます。
「きみ(ムールーのこと)は何もいわないけど、私はたしかにきみの声が聞こえていた。 『ぼくはこの花であり、この空であり、この椅子なのだ。ぼくはこの廃墟、この風、このぬくもりであった。きみは変身したぼくの姿がわからないのかい? きみは自分が人間であると思っているので、ぼくのことを猫だと思っているのだ。』」  (「猫のムールー」)
今はもう何年もたっていますし、 こんなことを伺っても失礼なることもないと思いますが、いったいいかなる秘密の(愛着の、友情の、愛の)絆が、いかなる感性の倍音が、いかなる形而上学的馴れ合いと言ったようなものが、あなたと猫のムールーとを結びつけていたのでしょうか? ……
グルニエ:……動物は文明が人間から切り離そうとしている自然に 人間を結び直してくれます。それは名をもたぬ世界と私たちとの間の仲介者なのです。しかしその方法はたいそう多様です。
猫は一見たいそう なつきやすいように見えますが 実際には私たちから遠いところにいます。私は猫のうちに、ある崇高な存在が、ある非人間的な崇高な存在が形をかえて偏在していることを認めたのです。
私は人間としての自分の特質に対する避難所として その存在を呼び出していましたし、そのとき意識して苦しむという自分の条件を忘れることができました。……
  (ちょっと編集してます)

またグルニエは、「私のこれまでの進展は 猫に対する崇拝から犬に対するへの友情へと移行することから成り立っている」ということも言っている。

でも、もし飼うなら、犬もいいけど、やっぱり猫だ。

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ペット・ロス
うちの猫が死んだ。交通事故だった。もう3週間たつ。
猫を拾って、もうすぐ1年半が経つところだった。
思うところがあるのだけど、ブログに書くに書けないまま3週間が過ぎた。
まだ悲しい。
このままだと書くのはいつになるの分からないので、とりあえずはお知らせだけさせていただきます。

ミミ


      *


アニメーション2つ

1. Animation clip-beautiful-RibA
フランスの学生たちの作ったアニメ。



2. アレクサンドル・ペトロフ『雌牛』
Russian animation: The Cow (Petrov, English subtitles)


ロシアのアレクサンドル・ペトロフのアニメーションで、ガラス板に絵具をのせて、おもに手でなぞりながら動くところを撮っていくという手法をとっている。
原作はアンドレ・プラトーノフ。
たいぶ前にテレビで放映され、ビデオをとったけど、字幕がなかったので内容がいまいち分からなかった。英語字幕なら、なんとか。

<最後の回想のシーン>
「かって雌牛を飼っていたことがある。
彼女が生きていたころ、母も父もぼくも子牛も彼女のミルクを飲んでいた。皆それで充分だった。
でもやがて雄の子牛は肉として売られ、彼女は精神的な苦痛に苛まれていた。
それからまもなく、彼女は列車に轢かれた。
彼女は肉になり食べられた。
牛はすべてをくれた――ミルク、子牛、肉、皮、臓物、そして骨も。
ぼくは私たちのあの牛をずっと記憶にとどめておき、けっして忘れることはないだろう。」

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キャット・タワー
キャットタワー
キャットタワー

ネットでキャットタワーを購入。1,980円。安い。
中国製だった。
それとペットヒーターを買って、これで今年の冬は万全……かな。

しかし、ステップ台にはめったに乗らないし、柱で爪とぎもしない。
それで一番上の台に乗せると、窓から外を眺めているが、しばらくするとまた下に降りる。
あんた本当に猫なの?と思ったり。

でも今日、うちの猫がいきなり背中から肩に飛び乗ってな、それでよ、飛び上がるほどビックリしたとよ。
過去に、胸にジャンプしたことは2、3回あったけど、今回は背後から突然やぶから猫、でなくて やぶから棒なので、ほんとに驚いてしまった。
エサをもっとくれ!ということなのか、それとも かまってくれよう!という意味だったのか、それとも 悪い霊が取り付いてるよ!ということを教えて悪霊を追っ払ってくれたのか、よく分かりませんけど、ジャンプ力はやっぱり猫でした。

猫を拾って一年経ちました。

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スズメとネズミと猫
日曜日、動物に関する二件の出来事。

昼間、居間の煙筒の中で、なにやらゴソゴソと動いている音が聞こえた。たぶんスズメが集合煙突から落ち込んでしまい、そのまま出られないでいるのだと思った。前にも同様なことを何度か経験したことがあるので。
鳥というのは垂直に飛ぶのは苦手みたいだから、一度煙突に落ちると、なかなか脱出できないらしい。

それでストーブの曲がり煙筒を外して、懐中電灯で横煙筒の中を覗いたけど、スズメは見当たらなかった。ということは、まだ集合煙筒にいるということだ。困った。もしスズメが煙突の底まで落ち込んでいたら、助けるのはかなり困難だから。というのは、煙突の一番底にあるスス取りの蓋が、どういうわけかモルタルで密閉されているのだ。その蓋は屋外にあるので、本当なら蓋を開けたら、鳥はそのまま煙突から表に出られるはずだった。別の方法を考えないとならない。
とりあえず集合煙筒からストーブの横煙筒を外して、煙突の底からどうやったら助けることができるのか、いろいろと思い巡らした。でもいい考えが浮かばない。

そんなとき、バタバタという羽音がした。見上げると、なんと、横煙筒の上にスズメがのってるじゃないか。よかった!
スズメはきょろきょろと辺りを見回し、それから窓の方に飛び上がった。でも開けた窓の隙間が十分でなかったのか、またもとの横煙筒のところに戻った。それで大急ぎで窓を目一杯開け、レースのカーテンも手繰り寄せた。
スズメはしばらく辺りを見回し、そしてバタバタという羽音とともに飛び上がり、昼寝中の猫の頭上1.5mを通過し、そして無事に窓から外に出て行ったのでした。

スズメは煙突の底でなくて、もしかして二階の横煙筒――幾分か集合煙突に刺さっている――のところにいたのかもしれない。どうしても煙突の上には出られないので、それで光の差し込んでる一階居間の煙筒のところに出てきたのかもしれない と思った。

スズメが煙突に落ち込んで頓死した統計というのは、たぶんないと思うけど、でもけっこう多数のスズメが死んでるような気がする。
「野鳥の会」では、こういう問題になんらかの対応はしないのかな?

     *

うちの猫は外に出ることが好きだ。たぶん前の飼い主のところでも、そうだったに違いない。(野良猫を拾ってきたけど、たぶん捨て猫だったと思う。)
それで、猫が外に出たがったときは、できだけ希望のとおりのことをやることにしてる。玄関ドアを、猫が通れる隙間だけ開けておく。すると大体10~30分で帰ってくる。(寒い季節になったらちょっと自重するかも。たぶん猫も出不精になる気がする。)

うちの猫はオス猫には興味がなく、ときどきちょっかいを出しに来るオス猫に対して、「ナォー!」とか「フーッ!」と威嚇したりしてる。
そしてどちらかというと、昼間よりも夜に歩くのが好き。
で、日曜日の深夜も外に出していて、私は二階にいた。しばらくすると、猫の「ギャオー」という耳慣れてない声が聞こえた。もしかしてまたオス猫の襲来かと思いながら、上から玄関を覗くと、うちの猫は何事もないような風情で玄関に座っていた。そして私が階段を降りると、猫はまた外に出て行った。でも猫のいたあたりに、何か小さな黒い物体が見える。その気色の悪い物体は……、しっぽが長い……、小さい鼠の屍骸だった。それも食いちぎられている。
ときに猫は、捕まえたネズミやスズメを飼い主にプレゼントとしてあげるらしいけど、そういうプレゼントは欲しくない。
キッチンペーパーに屍骸を包み、血のあとを雑巾とキッチンペーパーでふき取り、そうこうしてるうちに猫が帰ってきた。そして足元にスリスリしてくる。甘えた声で「ニャーォ」(人間の幼児言葉では「だっこ!」)と鳴いてくる。
それで安楽椅子で猫を抱きながら、ネズミを食いちぎるような野生の凶暴さと幼児のような甘ちゃんキャラのギャップ、そして来世でははたして人間として生まれるのかとか、いろいろと思いを馳せた。
いちおう「もうネズミを捕ったらダメだよ!」と言っといたけど、どうなるのか。


ということで、「一羽のスズメ、危く難を逃れ、一匹のネズミ、運悪く命を失った」の巻でした。
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