[孤島]
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『アバター』 ジェームズ・キャメロン監督
この映画は、過去に撮られた映画の様々な要素をもっている。ストーリとしては、アメリカ映画でよくある「騎兵隊・海兵隊」物語。それにしても米国は本当に「騎兵隊・海兵隊」&ハルマゲドンが好きだ。『プラトーン』など戦争物のほとんどがこれに相当するが、他に『スターゲート』、『エイリアンII』『アレキサンダー』など多くの映画がある。(オリバー・ストーンはこの種の映画を撮るが好きだ。)
でも『アバター』では、海兵隊や指揮官の大佐が悪役となっていて、そこがこの映画のユニークなところだ。『ソルジャー・ブルー』(騎兵隊がインディアンを皆殺しにする)という、騎兵隊とインディアンの善悪の立場が逆転する映画が出てきて以降、あまり騎兵隊物は見られなくなった。この映画で、もう米国映画の「海兵隊」物語は終りになればいいと思うけど、なかなかそうはならないかもしれない。
しかし……、近代的な価値観をもった貪欲な企業と、それを武力で支援する海兵隊。そして自然的な生活を送り、人間よりも身体的にも精神的にも能力が高いナヴィ。それらを対比することによってこの映画は、反軍・反戦メッセージを伝えたかったのかもしれない。

それから、白人が未開の部族の王になるという、これも英米の映画によくある話も登場する。『地獄の黙示録』のカーツ大佐(マーロン・ブランド)は現地の部族の王として君臨していて、それをウィラード大尉が暗殺するというストーリーだった。
この映画では、将来的に王になるためのプロセスとして描かれる。つまり、巨大な鳥に乗って天孫降臨し、族長の娘と結ばれ、そしてナヴィとともに海兵隊と闘うことよって。
その他、『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』的な様相もある。帝国軍が侵入して、それを反乱軍が防衛するというもの。二足歩行ロボットの代わりに、二足歩行モバイル・スーツも登場していた。

で、感想。これは壮大な3Dシルクドソレイユだ。族長の娘の、3Dによる肢体のエロさがたまらなかった。3Dは、機械物よりも植物、そして植物よりも動く人間の身体で生きてくると思った。3Dのエロ映画を観たい。

      *

北海道で『アバター』を3Dで上映する映画館は、札幌と旭川の2館だけなのだ。シネマフロンティア(札幌JRタワー・ステラプレイス)で観てきた。
札幌駅のステラプレイスはビックカメラに接続しているんだ。田舎者な私は、ステラプレイスと大丸が繋がっているのを知るまで、かなりの時間を要した。
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テーマ:アバター - ジャンル:映画

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