[孤島]
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スズメとネズミと猫
日曜日、動物に関する二件の出来事。

昼間、居間の煙筒の中で、なにやらゴソゴソと動いている音が聞こえた。たぶんスズメが集合煙突から落ち込んでしまい、そのまま出られないでいるのだと思った。前にも同様なことを何度か経験したことがあるので。
鳥というのは垂直に飛ぶのは苦手みたいだから、一度煙突に落ちると、なかなか脱出できないらしい。

それでストーブの曲がり煙筒を外して、懐中電灯で横煙筒の中を覗いたけど、スズメは見当たらなかった。ということは、まだ集合煙筒にいるということだ。困った。もしスズメが煙突の底まで落ち込んでいたら、助けるのはかなり困難だから。というのは、煙突の一番底にあるスス取りの蓋が、どういうわけかモルタルで密閉されているのだ。その蓋は屋外にあるので、本当なら蓋を開けたら、鳥はそのまま煙突から表に出られるはずだった。別の方法を考えないとならない。
とりあえず集合煙筒からストーブの横煙筒を外して、煙突の底からどうやったら助けることができるのか、いろいろと思い巡らした。でもいい考えが浮かばない。

そんなとき、バタバタという羽音がした。見上げると、なんと、横煙筒の上にスズメがのってるじゃないか。よかった!
スズメはきょろきょろと辺りを見回し、それから窓の方に飛び上がった。でも開けた窓の隙間が十分でなかったのか、またもとの横煙筒のところに戻った。それで大急ぎで窓を目一杯開け、レースのカーテンも手繰り寄せた。
スズメはしばらく辺りを見回し、そしてバタバタという羽音とともに飛び上がり、昼寝中の猫の頭上1.5mを通過し、そして無事に窓から外に出て行ったのでした。

スズメは煙突の底でなくて、もしかして二階の横煙筒――幾分か集合煙突に刺さっている――のところにいたのかもしれない。どうしても煙突の上には出られないので、それで光の差し込んでる一階居間の煙筒のところに出てきたのかもしれない と思った。

スズメが煙突に落ち込んで頓死した統計というのは、たぶんないと思うけど、でもけっこう多数のスズメが死んでるような気がする。
「野鳥の会」では、こういう問題になんらかの対応はしないのかな?

     *

うちの猫は外に出ることが好きだ。たぶん前の飼い主のところでも、そうだったに違いない。(野良猫を拾ってきたけど、たぶん捨て猫だったと思う。)
それで、猫が外に出たがったときは、できだけ希望のとおりのことをやることにしてる。玄関ドアを、猫が通れる隙間だけ開けておく。すると大体10~30分で帰ってくる。(寒い季節になったらちょっと自重するかも。たぶん猫も出不精になる気がする。)

うちの猫はオス猫には興味がなく、ときどきちょっかいを出しに来るオス猫に対して、「ナォー!」とか「フーッ!」と威嚇したりしてる。
そしてどちらかというと、昼間よりも夜に歩くのが好き。
で、日曜日の深夜も外に出していて、私は二階にいた。しばらくすると、猫の「ギャオー」という耳慣れてない声が聞こえた。もしかしてまたオス猫の襲来かと思いながら、上から玄関を覗くと、うちの猫は何事もないような風情で玄関に座っていた。そして私が階段を降りると、猫はまた外に出て行った。でも猫のいたあたりに、何か小さな黒い物体が見える。その気色の悪い物体は……、しっぽが長い……、小さい鼠の屍骸だった。それも食いちぎられている。
ときに猫は、捕まえたネズミやスズメを飼い主にプレゼントとしてあげるらしいけど、そういうプレゼントは欲しくない。
キッチンペーパーに屍骸を包み、血のあとを雑巾とキッチンペーパーでふき取り、そうこうしてるうちに猫が帰ってきた。そして足元にスリスリしてくる。甘えた声で「ニャーォ」(人間の幼児言葉では「だっこ!」)と鳴いてくる。
それで安楽椅子で猫を抱きながら、ネズミを食いちぎるような野生の凶暴さと幼児のような甘ちゃんキャラのギャップ、そして来世でははたして人間として生まれるのかとか、いろいろと思いを馳せた。
いちおう「もうネズミを捕ったらダメだよ!」と言っといたけど、どうなるのか。


ということで、「一羽のスズメ、危く難を逃れ、一匹のネズミ、運悪く命を失った」の巻でした。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。